パールネックレス・パールリング(真珠ネックレス・真珠指輪)取扱店舗
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「巻き」とは、核(養殖真珠の芯)の表面を覆っている真珠層の厚さのこと。アコヤ貝の中に挿入された核の周りに、厚さ0.3〜0.5ミクロンという非常に薄い結晶が何層にも重なって真珠層が形成され、1年以上かけてパールはつくられます。巻きは養殖期間と貝の健康状態に左右されるので、養殖業者は長期間手をかけて丁寧に貝を育てています。

「テリ」とは、パールの持つ独特な輝きのこと。ぼんやりした光沢より強い輝きを放つものが良質とされます。表面だけでなく真珠層内部に入った光と相まって深みが出るもの。そのため、「巻き」が厚いほど複雑な光の反射によってより艶やかに輝きます。また、巻きが均一でなかったり不純物が混じったりすると、「テリ」は半減してしまいます。
上質な真珠は、中心と外周部の色に微妙な差があり全体に虹色がかかって立体的に見えます。光源によっては本来の色と違って見えるので注意が必要です。
しわやへこみ、突起など、真珠表面の美しさを損なうものを一般的に「キズ」と呼び、キズの数、大きさ、種類、位置によって価値は大きく左右されます。
ラウンド、セミラウンド、セミバロック、バロックに選別され、真円に近いほど価値があるといわれます。近年はドロップなど変形パールも人気です。
アコヤパールのサイズは2〜10㎜で、ネックレスには5㎜以上が用いられます。品質が同じものであれば、より大きな珠のほうに価値があるといわれます。
連相という珠のマッチングが美しさに大きく影響します。連相がよいとされるネックレスは珠の大きさだけでなく巻きやテリなどの品質までもが揃っています。
年を重ねればいいだけではない!?「越物」とは
多くのパールが7〜9カ月海で育つ中、1年以上時間をかけて育つパールを「越物」と呼び、テリを生み出す巻き=真珠層が厚くなることで輝きも増します。ただし、真珠層が厚すぎるとテリが鈍くなるため、単に年を重ね巻きが厚ければよいものではないのです。
きれいに揃った連相が生まれるワケ
一つひとつの珠の色や大きさなどがバランスよく組まれているパールネックレスを指して連相がよいといいます。さらには、同じ海、同じ養殖場で育つ兄弟の珠だけを職人の技術で組むことができれば、美しく調和のとれたネックレスを創ることができます。
無調色の知られざる真相
日頃、一般的に見かけるパールは、人間で例えるとお化粧にあたる調色(補色)を行っています。しかし、スッピンでデビューできるパールも中にはあります。自然のままの魅力を活かし必要最低限の処理のみで市場に出回るものを無調色パールと呼びます。
もう躍らされない! 花珠の正体
「花珠」とはネックレス自体を指すものではなく、浜揚げされたアコヤパールのうち最も品質のよい珠のことです。全生産量1%未満の大変希少な珠ですが、現在では公の基準もないため「花珠鑑別書」=「最高品質の保証書」ではないことをお忘れなく。
安心堂は自信を持ってご提案するために
日本を代表するアコヤ真珠の養殖場
長崎県壱岐・半城(はんせい)湾などを含めた日本の美しい海で育まれた美しいパールを
自ら厳選、品揃えしています。
豊かな自然環境が保たれた海で
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すべてが上質な宝飾真珠の条件「越物」「無調色」「連相」を満たし安心堂基準の美しいパールを保証します。
安心堂は宝石・宝飾専門店としてアコヤ真珠本来の魅力、
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