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美術工芸品

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新妻守
作家プロフィール
独特の金襴手高盛の技術と緻密な絵付けが特徴の薩摩金欄手は、薩摩藩主専用の御庭焼として約400年前に生み出され、主に藩主の嗜好品、徳川将軍や大名諸侯などの献上品として使われていました。江戸から明治期に日本を代表する工芸品の一つとして万博にも出品されると「SATUMA」の名で世界から称賛されますた。新妻守氏はその伝統を引き継ぎ、さらに分業制の薩摩焼において、轆轤(ろくろ)による造形から絵付までの工程を一人ですべて制作する唯一の作家です。瑠璃地の技法をよみがえらせ、また従来にはなかった紫のグラデーションを使った新たな技法を生み出すなど、独自の世界を進化させています。
新妻守
コレクション
  • 紫地 藤桜文 大壺

    紫地 藤桜文 大壺

  • 華尽くし文 飾り皿

    華尽くし文 飾り皿

  • 虫篭香炉 瑠璃地 藤桜文

略歴
1953年 鹿児島市に生まれる
1980年 白薩摩に紫ぼかし技法発表
1989年 鹿児島陶芸展 県知事賞受賞
1990年 鹿児島市西陵へ築窯
秋篠宮ご夫妻へ白薩摩金襴手御湯呑献上
タイ王国シリントーン王女へ白薩摩飾壺贈呈
1991年 鹿児島陶芸展 県知事賞受賞
鹿児島工芸展 市長賞受賞
1992年 西部工芸展入選
1993年 鹿児島陶芸展 南日本新聞社賞 受賞
1995年 英国前首相M.サッチャー女史へ白薩摩ぼかし藤文壺贈呈
1996年 九州新工芸展 知事賞 受賞
1999年 九州山口陶磁器展3位
2007年 白薩摩に紅ぼかし技法発表
現代薩摩のパリ展 出品
2008年 瑠璃地薩摩を発表
現在 全国有名百貨店にて個展開催多数