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美術工芸品

洋画
久保 修
作家プロフィール
大学建築科在学中に紙を切ることに出会い、独学で切り絵の制作を始めた久保修氏。パステルやアクリル絵の具、砂、布、和紙など、様々な素材を取り入れたミクストメディア(混合技法)という独自の技法を築きあげ、切り絵のイメージを一新する作品を描いています。思い描く色を表現するため自身で和紙を染め、時には和紙と洋紙を組み合わせて奥行きや立体感を出し、薄い和紙を幾度にも重ねてモチーフの質感までも表現。斬新かつ精確な構図もみどころのひとつです。名所の風景や四季折々の風物詩など日本の心を描き、郵便ふるさと切手、年賀はがきなど様々なところで作品が使われています。

その活躍は国内にとどまらず、国際交流基金主催事業などでスペイン、ポルトガル、フィリピン、イラン、トルコ、中国、ロシア、キューバ、シンガポールなど世界各国を訪れ、切り絵を通じて日本文化を紹介しています。
公式HP
久保 修
コレクション
  • 久保-旅先からの便り

    久保-旅先からの便り

  • 松葉ガニ

    松葉ガニ

  • 水上散歩

    水上散歩

  • 海辺の町

    海辺の町

  • 紫陽花

    紫陽花

  • 花火

    花火

  • 葵と富士

    葵と富士

  • 金魚の学校

    金魚の学校

  • 飛騨古川

    飛騨古川

略歴
1951年 山口県美祢市生まれ。大学建築学科在学中に切り絵と出会う。パステルやアクリル絵具、布、砂など多彩な素材を使い、ミクストメディアと呼ばれる独自の表現技法を築き上げた。
阪神・淡路大震災で被災し、以降は「紙のジャポニスム」をテーマに、四季の風物詩や日本の民家、旬の食材の生命感など、さまざまな情景をモチーフに、上品でカラフルな作品を生み出し、切手や年賀状などにも採用されている。
2009年 文化庁文化交流使として渡米、切り絵を通じて日本文化を伝えた。
2018年 10月大阪府豊中市に「久保修 切り絵ミュージアム」がオープン。