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中尾哲彰
作家プロフィール
現役の日本人陶芸作家初の3年連続クリスティーズオークション出品・落札により、国際価格が付く中尾哲彰氏。そのプロフィールをみると、海外での受賞歴の多さに驚かされます。世界から称賛される「銀河釉」は、中尾氏が6年余の歳月を費やして開発した、星空のような釉薬です。複雑な色の変化の中に無数の星が輝いているように見えるのは、釉薬に含まれる金属元素が1200度〜1250度という高熱の窯の中で結晶化したもの。結晶化の過程には不確定要素が多いため、成功する確率が非常に低く全く同じ物を生み出すことは不可能で“唯一無二の存在”と評されています。
公式HP
新妻守
作家メッセージ
数千年の古代オリエント以来、ひとは、夜空の星が人間の運命や未来を予測すると考えてきました。十数年に及ぶ研究の中で、宇宙空間に拡がる無数の星たちを思い起こさせる釉薬が生まれた時、私はこれを「銀河釉」と名付けました。私は、「銀河釉」に拡がる無数の星たちに「愛」と「自由」への想いを未来へつなぐ夢を託しています。そして、あらゆる状況が逼迫し、混迷する今、「銀河釉」が、このような時代に差す未来への一条の光となるように願っています。



コレクション
  • 夏銀河茶盌

    夏銀河茶盌

  • 大皿の組物

    大皿の組物

  • 祈り

  • 神々の聖地

    神々の聖地

  • 銀河のオデッセイ

    銀河のオデッセイ

  • 銀河

略歴
1952年 佐賀県武雄市に生まれる
1981年 日本現代工芸美術家協会九州会に参加
1982年 日展に初出品・入選
1992年 北京中央工芸美術学院研究室収蔵、杭州南宗官窯博物館収蔵
1994年 デンバー美術館収蔵
2003年 フランス・パリ・美の革命展inルーブル グランプリ「プリ・デ・リオン」受賞、特別賞「トリコロール芸術平和賞」受賞 ルーブル美術館に永久刻印となる
フィレンツェ栄光のネオ・ルネサンス展「コンタンツァ・デ・メディチ芸術褒賞」受賞
2004年 オゾン夏の大茶会にて遠州茶道宗家十三世家元、不傳庵小堀宗実により銀河釉茶道具を家元好として紹介される
2007年 モスクワ国際芸術博覧会に招待出品
2008年 ロンドン・クィーンヴィクトリアギャラリーにて海外初個展
2011年 クリスティーズオークション「Japanese Art & Design Including Arts of the Samurai」に出品
2012年 クリスティーズオークション「The Japanese Aesthetic」に出品
2013年 クリスティーズオークション「ASOBI」に出品
2016年 NHK「佐賀やきもの巡り」で銀河釉の紹介番組が放送される
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