セイコーの高性能なスポーツウォッチシリーズであり、プロスペックスシリーズの中でも特に人気の高いAlpinist（アルピニスト）から限定モデルが入荷いたしました。

このモデルはセイコーの創業から110年を迎える節目の年に登場した特別なモデル。

セイコー腕時計110周年のテーマは「人に寄り添い、共に時を刻む」

1881年に時計の修繕と販売から事業をスタートさせ、1892年には掛け時計の製造にも着手しました。

そして、大正初期には懐中時計が主流であった時代に、セイコーは腕時計の時代に備えて試作と研究を重ね、1913年には国産初の腕時計「ローレル」を完成させました。

この「ローレル」は、その後の日本の機械技術や産業の発展に大いに貢献し、2014年には日本機械学会から「機械遺産」に認定されました。そのため、セイコーはこの文化的遺産として「ローレル」を次世代に伝えていくことを決めました。

この110年の歴史の中で、セイコーは人々が正確な時刻を刻みながら、大切な瞬間を彩るために多くの革新的な腕時計を世に送り出してきました。

今回のSBEJ017は、初代「ローレル」の特徴である白いダイヤルや、「12」の数字に配された赤の差し色、ブラウンのレザーストラップなど、初代のデザイン要素を取り入れられております。

さらに、この腕時計にはLWG（レザーワーキンググループ）認証を取得したタンナーで生産されたレザーが付属されています。

ムーブメントにはキャリバー6R54が搭載されており、約3日間（約72時間）のロングパワーリザーブとGMT機能を備えています。また、簡易方位計つき内転リングの赤いマークは、太陽の向きと時針や24時針をもとに方角を知る際に大変便利です。

SBEJ017は、セイコーの110年の歴史と伝統に敬意を表し、そして現代の最新技術を駆使して作られた特別な腕時計です。その洗練されたデザインをご堪能ください。